コモンズ通心
家族の病気・介護等の事情のある社員に対する配転命令が有効とされた事例~大阪地裁令和3年11月29日判決(労働判例1277号55頁)~弁護士:五十嵐亮
事案の概要 当事者 原告(X)は、平成2年よりY社にて勤務していた者であり、後記の配転命令時は、グループ会社のA社の関西オフィスに出向してい…続きはこちら≫
対応急務~残業代が増額方向で改正されました!(弁護士:上野 祐)
どのような法改正? 労働基準法は、労働者の労働時間について、原則1日8時間・週40時間と定め、それを超える勤務(時間外労働)に対して割増賃金…続きはこちら≫
業務委託契約者に対するセクハラについて賠償請求が認められた事例~東京地裁令和4年5月25日判決(労働判例1269号15頁)~弁護士:五十嵐亮
事案の概要 当事者 原告(X)は、美容ライター等として個人のホームページを開設していた者である。 被告(Y社)は、エステ店(本件エステ店)を…続きはこちら≫
DX時代における企業のプライバシーガバナンス(弁護士:古島 実)
国によるガイドブックの公開 令和4年2月に、総務省と経済産業省は「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブック」という冊子を公開…続きはこちら≫
リモートハラスメントとは
新型コロナウイルスが流行り始めた頃より、リモートハラスメント(リモハラ)という言葉が生まれました。 リモートワークの普及に伴って相手に不快感…続きはこちら≫
同僚からの暴行が労災と認められた事例~名古屋地裁令和4年2月7日判決(労働判例1272 号34頁)~弁護士:五十嵐亮
事案の概要 裁判の内容 本件は、A社が運営しているホテルにフロントマンとして勤務していた原告(X)が、勤務時間中に同僚(B)から暴行を受け負…続きはこちら≫
偽装請負になっていませんか(弁護士:山田 真也)
はじめに 「偽装請負」とは、形式上は「業務委託契約」が締結されていても、実態上は「労働者派遣」が行われている状態・行為を指します。 近年、偽…続きはこちら≫
電子署名の裁判上の取扱い(弁護士:鈴木 孝規)
はじめに 本稿では、新型コロナウイルス感染症の影響で、利用するようになった方や利用を検討している方もいると思われる電子署名に関して、裁判上ど…続きはこちら≫
地方公務員に対する懲戒免職・退職金全額不支給処分が適法とされた事例~大阪地裁令和3年3月29日判決(労働判例1247 号33頁)~弁護士:五十嵐亮
事案の概要 ⑴ 当事者 被告(Y市)は、政令指定都市である地方自治体である。 原告(X)は、昭和56年にY市に地方公務員として採用され、選挙…続きはこちら≫
休職命令を発令する前に年休取得をしたか否かが問題となった事例~東京地裁令和4年2月9 日判決(労働判例1264号32頁)~弁護士:五十嵐 亮
事案の概要 当事者等 被告(Y社)は、建材・資材等の商社である株式会社である。 原告(X)は、平成29年7月1日にY社に入社し、総務・人事部…続きはこちら≫