労務関連コラム

未払残業代について代表取締役に対する賠償請求が認められた事例~名古屋高裁金沢支部令和5年2月22日判決(労働判例1294号39頁)~弁護士:五十嵐亮

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事案の概要 当事者 原告(控訴人)Xは、平成27年9月にA社に入社し、介護支援専門員(ケアマネージャー)として勤務したものである。 A社は、…続きはこちら≫

パワハラを行った管理職に対する降格処分が有効とされた事例~東京地裁令和4年4月28日判決(労働判例1291号45頁)~弁護士:五十嵐亮

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事案の概要 当事者 原告Xは、平成2年4月に入社し、執行役員、支店長、本部部長職を歴任した後、本部事務部長に就任した者である。 被告Y社は、…続きはこちら≫

適応障害による休職の後発達的問題が明らかとなった事例~横浜地裁令和3年12月23日判決(労働判例1289号62頁)~弁護士:五十嵐亮

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事案の概要 当事者 原告Xは、平成26年4月入社し、正社員として製品生産量・不良品数の集計作業等に従事していた者である。 被告Y社は、ディス…続きはこちら≫

年休取得申請に対する時季変更権の行使が問題となった事例~東京地裁令和5年3月27日判決(労働判例1288号18頁)~弁護士:五十嵐亮

事案の概要 当事者 原告Xは、Y社に入社後、新幹線の乗務員として従事していた者である。 被告Y社は、旅客運送事業などを営む株式会社である。 …続きはこちら≫

在宅勤務者に対する出社命令が無効であるとされた事例~東京地裁令和4年11月16日判決(労働判例1287号52頁)~弁護士:五十嵐亮

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事案の概要 当事者 原告Xは、令和2年5月、Y社に入社した者である。 被告Y社は、ITソフト開発やSESなどの事業を行っている株式会社である…続きはこちら≫

休職から復帰後の事情により精神疾患が悪化した場合に労災と認めた事例~福岡地裁令和4年3月18日判決(労働判例1286号38頁)~弁護士:五十嵐亮

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事案の概要 当事者 原告Xは、Y社に入社し、SEとして勤務していた者である。 Y社は、大手住宅設備機器メーカー(Z社)のシステム部門を担う企…続きはこちら≫

障害者雇用の労働者に対する解雇が違法とされた事例~大阪地裁令和4年4月12日判決(労働判例1278号31頁)~弁護士:五十嵐亮

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事案の概要 当事者 被告(Y社)は、鉄道車両及び船舶の製造等を目的とする株式会社である。 原告(X)は、平成30年11月よりY社と雇用契約を…続きはこちら≫

業務上の経費を賃金から控除することが適法か争われた事例~京都地裁令和5年1月26日判決(労働判例1282号19頁)~弁護士:五十嵐亮

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事案の概要 当事者 被告(Y社)は、生命保険業を行う保険業法上の相互会社である。 原告(X)は、平成5年3月よりY社と雇用契約を締結し、営業…続きはこちら≫

譴責処分を理由とした再雇用拒否が無効とされた事例~富山地裁令和4年7月20日決定(労働判例1273号5頁)~弁護士:五十嵐亮

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事案の概要 当事者 被告(Y社)は、各種山菜の缶詰製造、水煮加工等を業とする株式会社である。 原告(X)は、平成24年3月より、Y社に勤務し…続きはこちら≫

家族の病気・介護等の事情のある社員に対する配転命令が有効とされた事例~大阪地裁令和3年11月29日判決(労働判例1277号55頁)~弁護士:五十嵐亮

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事案の概要 当事者 原告(X)は、平成2年よりY社にて勤務していた者であり、後記の配転命令時は、グループ会社のA社の関西オフィスに出向してい…続きはこちら≫