2026.7.3
“社長検定”が今秋スタート!(弁護士 今井 慶貴)
※この記事は、株式会社東京商工リサーチ発行の情報誌「TSR情報」で、当事務所の理事長・企業法務チームの責任者 弁護士今井慶貴が2017年4月より月に一度連載しているコラム「弁護士今井慶貴のズバッと法談」を引用したものです。
第110回のテーマ

この“ズバッと法談”は、弁護士今井慶貴の独断に基づきズバッと法律関連の話をするコラムです。
気楽に楽しんでいただければ幸いです。
今回のテーマは、「“社長検定”が今秋スタート!」です。
その1.社長検定とは?
紙の新聞を購読していると、自然と本や雑誌の広告が目に入るのが良いところです。
先日、税務・会計の本を出している中央経済社の広告に『社長検定試験 公式テキスト』とあったのに目を惹かれ、書店でGetしました。
“社長検定”というのは、公益社団法人全国経理教育協会が主催する民間の検定試験であり、“ 3億円の壁”が越えられない悩める社長、事業継承したものの問題が山積みの社長、駆け出し起業家や将来社長を目指している学生の方まで、『社長が知っておくべき知識』を詰め込んだ内容になっています。」とのことです。
今年の9月から全国のテストセンターで随時受検できるCBT方式(コンピュータ試験)により実施されます。選択式試験と論述式試験で構成され、選択式試験の科目は、「経営」「人的資源管理」「中小企業のリスク管理」「会計と金融」「社会環境経営」の5科目です。
各科目に合格すると1科目につき「1-Star」が付与され、5科目すべてに合格すると「5-Star」の認定を受け、さらに論述式試験「経営管理の実践」を受験でき、全て合格すると最高称号である「President Master」が授与されます。
その2.サンプル問題を解いてみた!
検定試験の公式サイトに、選択式試験のサンプル問題が載っていたので、試しに解いてみました。
ちなみに、テキストはまだ全然読んでいません。
その結果は……各科目10問ずつで、正答数は「経営」8問、「人的資源管理」10問、「中小企業のリスク管理」9問、「会計と金融」9問、「社会環境経営」7問で、50問中43問正解でした。
人的資源管理は、労働法や人事管理のお話であり、さすがに労務問題を扱う弁護士としては出来ないとマズイです。会計と金融などは計算問題がありましたが、決算書を見慣れていれば解けるレベルであり、それほど難しくはありません。
経営学と環境系の誤答は単純に知識がないというもので、これはテキストで勉強するしかありません。
次のステップである、論述式試験「経営管理の実践」がどういうものか気になりますが、私自身は受検の予定はありません。
もし、「President Master」の称号欲しさに受検していたら、お茶目だと笑ってください(笑)。
最後に一言。
最後に一言。
仕事柄、中小企業の社長さんと接する機会も多いのですが、様々な個性で会社を経営されています。
最も大切な経営者としての志と人間力に加えて、経営に関する最新の知識を持つことで、社長としての合格点を目指しましょう。
~志は羅針盤、知識は地図~
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