司法試験予備試験に驚異の最年少合格者あらわる!

WEB担当の萩原です。

 

先日、司法試験予備試験の結果が発表されました。

今年は1万人以上が受験して444人が合格したので、合格率は5%を下回る狭き門です。

 

そして今回、予備試験が始まって以来、最年少記録となる驚異の合格者が現れました!

 

 

まず、司法試験予備試験がどのような試験なのかをご説明します。

 

予備試験は、司法試験の受験資格を判定するために法務省が実施する試験です。

 

現行の制度では、司法試験の受験資格を得るためには、法科大学院を修了するか、予備試験に合格する必要があります。

予備試験は、事情があって法科大学院に行くことができない人や、法科大学院に行くための時間やお金を費やしたくない人のための、いわば「抜け道」として機能しています。

 

 

予備試験の合格者は、司法試験にも高い確率で合格しています。

 

2017年の司法試験での法科大学院ごとの合格率を見ると、最も合格率が高かったのは京都大学法科大学院の50%で、一橋大学法科大学院(49.6%)、東京大学法科大学院(49.4%)がこれに続いています。

一方で、予備試験合格者の司法試験合格率は、これらの法科大学院を大きく上回る72.5%です。

 

つまり予備試験は、一流のロースクールの修了生を上回る確率で司法試験に合格できる実力を持つような人だけが通過できる超・高難易度の試験なのです。

 

 

さて、冒頭に書いた最年少の合格者の件に戻ります。

 

444名の合格者のうち、最年少の方はなんと18歳だったというのです!

 

18歳ということはおそらく高校3年生、あるいは大学1年生だと思われます。

一体どんな高校生活を送ったのか、想像もつきません。

 

世の中すごい人がいるものだ…と驚きあきれるばかりです。