2018.1.9

20XX年、「弁護士ロボット」は実現するか

SEの種村です。

 

先日、家族でとあるショッピングモールに行った際、地元で数店舗を展開しているラーメン店を見かけたのですが、なんと入口にペッパー君が立っていました!

しかも、特に衣装を着ているわけではなく素のままの白いペッパー君…。

 

「せめてお店のエプロンとか着せたら良いのに…」と思う私とは対照的に、子どもにとってはそんなことはどうでも良いようで、好奇心全開で走って行きました(当然そのままお店に入る事になったわけですが…。)

 

 

さて、ペッパー君と言えばロボットなわけですが、科学技術の進化により将来、「弁護士ロボット」ができる可能性はあるのでしょうか。

 

ペッパー君は、正確には「感情認識ヒューマノイドロボット」というタイプのロボットで、「クラウドAI」によってすべてが制御されている点が特徴的であり画期的な部分でしょう。

 

話題に上がる機会が増えた「AI」(人工知能)の技術が応用されている分かりやすい例ですが、他にも私たちの身近にはiPhoneの「Siri」(本人?は人工知能だと否定しますが…)やGoogle音声認識(最近CMでよくやってるやつ)などに、その技術が利用されています。

 

今後も私たち人間の生活をサポートする形での応用が期待されていますが、一方で「AI」の発展の先に、無くなってしまう可能性が高い職業があるのは?と危惧もされています。

※実際に、人口知能とロボットの普及・拡大による大量失業や戦争勃発を監視するための組織が、なんと国連により設立されているそうです(2017年10月)。

 

確かに一定のルールに沿っていれば誰でも出来てしまう職業は危うい気がします。

 

 

「では、弁護士はどうなのか?」と考えたとき、弁護士は「AI」に取って代わられる可能性は低いと言われています。

 

理由は単純で、弁護士業務というのは単純に法的な手続きを代行しているだけではないからです。

 

弁護士業務は、依頼者の皆さまや関係者、場合によっては相手方とコミュニケーションを取りながら、どのような方法が依頼者によって良い選択になるのかを考えながら行われます。

そこには数値などでは表すことが難しい「感情」や「幸せ」という形の無いものが大きく関係してきます。

 

当弁護士事務所には、依頼者の皆さまのそばに寄り添い「あなたの笑顔を第一に」を願う弁護士が多く在籍しています。

ご心配事やご相談事については、どうぞご遠慮なくご一報ください