労働訴訟

労働訴訟とは

 

労働訴訟は、裁判所において、裁判官の判断を仰ぎ、問題を解決しようとするものです。

 

労働紛争の場合、労働審判が広く普及していますが、労働審判で解決に至らず訴訟に至るケースも多くあります。

もちろん、はじめから訴訟となるものもあります。

 

労働者側から提訴された場合、使用者側には裁判所から訴状と第1回口頭弁論期日への呼出状が届きます。

呼出状には、第1回口頭弁論期日の日時と答弁書の提出期限が記載されています。

 

訟の場合は、労働審判と異なり、比較的余裕をもって準備をすることができます。

通常、答弁書は簡易なもので足りますし、答弁書を提出すれば第1回口頭弁論に出頭しないことも可能です。

 

 

訴訟の手続き

訴訟では、準備書面によって双方の言い分を主張し、主張を裏付ける証拠を提出します。

手続きの一つ一つが法律で定められており、弁護士を代理人とすることが必要となります。

 

訴訟における口頭弁論手続は原則として公開の法廷で実施されますので、社会的に注目される案件については報道されることもあります。

対応を誤れば、企業イメージの低下を招くなど大きな経営リスクを負うこととなります。

 

訴訟は、和解で終了する場合と判決を求める場合があります。

 

和解に応じる場合は、一定の金銭的な譲歩を求められます。

判決を求める場合には、こちらの納得いく結果が得られたとしても時間と手間がかかります。

 

 

一新総合法律事務所のサポート

使用者側にとってどちらの解決策が望ましいのかを判断するためには、事実関係を正確に整理・把握し、慎重な判断をしなければなりません。

これらの判断をするためには法的な専門知識を有する弁護士によるアドバイスが不可欠になります。

 

弁護士に依頼をすることで、会社の信用低下を最小限にとどめ和解案を調整することができます。

 

実際に訴訟を行う際には、依頼者と綿密に協議をしながら、勝訴を勝ち取るための主張を組み立てます。

 

訴訟を起こされた後の対応はもちろんですが、労働者から訴えられないための労働環境の整備や労働条件の調整、問題社員対応のアドバイスなどにも応じられます。

 

一新総合法律事務所では労働問題に強い弁護士が依頼者のお悩みに対して親身に対応致します。

まずはお気軽にご相談ください。