フランチャイズ展開をする会社の契約書のチェックを行った事例
<相談前>どんな事で困っていたのか
サービス業のフランチャイズを展開する会社(フランチャイザー)からのご相談です。
現在、フランチャイズに加盟していただく店舗数を拡大する方針としています。
もっとも、加盟を希望する店舗ごとに事情が異なっており、加盟の都度、フランチャイズ基本契約書及び個別契約書のひな形を修正して締結する必要が生じています。
ロイヤリティーの利率などの形式的・事務的な箇所は社内で対応できますが、法的な点につき、条項の確認・修正をお願いします、という依頼でした。
<相談後>状況はどのように変わったのか
契約書案を拝見し、法律相談の形で進めることにしました。
フランチャイザー側の希望や各加盟店の事情を聴取しながら、契約書案の修正点を会社に提示し、修正の方向性について協議しました。
その際、定型的な取扱いとする箇所、加盟店の事情によって変更すべき箇所等、会社のご要望を踏まえつつ条項案を作成しました。
今後も、法的な側面から契約書のチェックを依頼したい旨のお話をいただきました。
弁護士からのコメント(見解)
契約書は、紛争の予防や紛争発生時の解決指針となる重要なものです。
フランチャイズ契約書のような定型的と思われるものであっても、加盟店側の事情は様々です。
契約書を修正する場合、その修正案でこちらに不利益がないのかどうか、弁護士がリーガルチェックを行う意義は大きいと感じます。
当事務所所属弁護士は、顧問先から寄せられる契約書チェックのご依頼をはじめとする様々な経験を共有しています。
加えて、近時、契約書案で類型的に必要となる条項の抜けがないかどうかを判断するAIソフトを導入し、弁護士の人為的なミスを最大限防止する体制も整えております。
契約書を作成される機会がありましたら、まずは、弁護士にご相談ください。