【Q&A】事業承継を考えるにあたって、どのようなことから考えていけばよいのですか?
A.じっくり「事業承継計画」を作り、実行してまいりましょう。
出発点は、あなた自身の「事業への想い」です。
誰に、どのように事業を引き継いで欲しいのか?その人は後継者になってくれるのか?
家族の理解が得られるのか?
あなたと後継者の希望をまず確認しましょう。
次に、会社の現状(経営状況、経営資源とリスク、株主、役員、従業員、取引先、取引金融機関、定款や諸規程など)の把握と問題点の整理をしましょう。
後継者に「承継すべきもの」は何でしょうか。
第1に、自社株や事業用財産といったあなたの「個人財産の承継」です。
生前贈与や遺言等を活用するなどして、節税を配慮しつつ、会社支配権の円滑な承継プランを立てます。
もちろん、あなた自身の老後の生活設計と共に考えます。
後継者に「経営者としての資質」を伝えることも、これに劣らず大切なことです。
このように事業承継は一朝一夕にはできません。
アドバイザーの助力を得て、じっくり「事業承継計画”」を作り、実行してまいりましょう。
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