会議では上司が最初に馬鹿なことを言え!?

WEB担当の萩原です。

 

最近、教育改革実践家の藤原和博氏のセミナー動画をYouTubeでよく視聴しています。

藤原氏のセミナーでは、「アクティブ・ラーニング」と呼ばれる参加者同士のワークショップを積極的に取り入れています。

 

「アクティブ・ラーニング」をするときに藤原氏が強調するのが、「馬鹿なことを言え!」ということなのです。

そして会社の会議でも、「エラい人間が率先して馬鹿なことを言う」ことが非常に大切だというのです(!?)。

 

一体どういうことなのでしょうか。

 

 

藤原氏はもともとリクルートの社員で、東京都初の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長を務めたことで知られています。

 

そして見た目が歌手のさだまさしとソックリなことでも有名です。

検索してみてください。

 

さて、藤原氏いわく、「ブレスト(ブレイン・ストーミング)」を目的とした会議で、年上の人やエラい人が最初に「正しそうなこと」や「正解っぽいこと」を言ってしまうと、ほかの人は意見を出せなくなってしまうそうです(たしかにそうですよね。)

 

「ブレスト」の目的は、正解を出すことではなく、様々な意見を出し合って新しい発想や問題の解決方法を導き出すことです。

 

だから最初に「正しそうなこと」を言ってはダメで、逆に思いっきり「馬鹿なこと」をあえて言うことによって、「正解主義モード」から脱却することができるというのです。

さらには、リーダーであればあるほど率先して「馬鹿なこと」を言わなければいけない、と藤原氏は言います。

 

 

「馬鹿なこと」を言うことで「正解主義モード」を脱し、正解のない問いに向き合うべし、という藤原氏の考え方に、私は「そのとおりだ!」と力強く共感しているのです。

(なぜなら、幸いにも私は「馬鹿なこと」を言うのが何よりも得意だからです。)

 

「正解主義モード」を脱却することの重要性については、藤原氏の著書『藤原先生、これからの働き方について教えてください。100万人に1人の存在になる21世紀の働き方』に詳しく書かれています。

 

会社の会議をより充実させたい方、「馬鹿なこと」を言うのが得意な方、さだまさしのファンの方などに広くおススメいたします。