ミシェル・ペトルチアーニのドキュメンタリー映画

WEB担当の萩原です。

 

先日、インターネット映像配信サービスを利用してミシェル・ペトルチアーニのドキュメンタリー映画『情熱のピアニズム』を観ました。

 

ミシェル・ペトルチアーニは力強いタッチとロマンチックな音楽性で世界的に知られたジャズ・ピアニストです。

 

彼は先天性の骨形成不全症で身長が1メートル程度しかなく、鍵盤を強く叩いただけで腕を骨折してしまうような重い障害を抱えていました。

36歳の若さで亡くなるまで、彼が人生と音楽を愛して駆け抜けたことを知り、胸が熱くなるのを感じました。

 

 

私が卒業した法科大学院には、耳が聞こえない障害を持つ後輩がいました。

上級生がボランティアで講義のノートテイカーを務め、講義の後にはパソコンを使った筆談で熱心に教員に質問していました

 

その後輩が今年、2回目の挑戦で司法試験に合格したそうです。

 

学院から法律の勉強を始めて合格するまでには並々ならぬ努力があったのだと想像します。

障害を抱えながら前向きに歩む方々には頭が下がる思いです。